効果
筋肉をほぐして、関節の動きを滑らかにすることが期待できます。
また運動法によって筋力を高めたり維持することも可能です。
※当院の「マッサージ」は、資格を持った「あん摩マッサージ指圧師」が、患者様の希望をお伺いし、 体質や体調を診ながら行っていきます。
様々な手技を駆使することで、血行を良くし、筋肉をほぐし、患者様が本来持っている機能を回復できるように治療いたします。
通称「マッサージ」と呼ばれていますが、「あん摩」と「マッサージ」と「指圧」は、共通点が多い治療法として3つの手技の総称とされています。これらのうちよく用いられる手技をご紹介いたします。
1.軽擦法手のひら全体で軽く撫でさする方法
※皮膚や筋肉に心地良いタッチで神経を落ち着かせる目的で行います。
2.揉捏法手のひらや指で程よい圧力を加えながら揉む、掴む、こねる方法
※主に硬く動きにくくなった筋肉をやわらかくする目的で行います。
3.圧迫法患部の硬くなった部分や弱くなった部分に精神を集中し、親指や手のひらなどで一定の押圧を持続する方法
※ 圧が深部まで到達するので患部やその周辺の血行を良くし、筋肉や神経を鎮静化させる目的で行います。
4.運動法患者様の関節を術者が動かす方法で、患者様が自分で動かす方法や術者が力を加えて抵抗する方法
※関節の動きを円滑にし、付随する筋肉の動きを滑らかにし、筋肉の力をつける目的で行います。患部の状態に応じて患者様が自分で動かす方法や術者が力を加えて抵抗する方法などがあります。
Q.「揉み返し」って あるんですか?
A. ほとんどありません。よく言われる「揉み返し」は強く揉むことで筋肉に炎症が起こったことによるものと、治療を続けていく上で「好転反応」として、体がだるくなったり眠たくなる
ことをさします。高齢者や障がい者の方々を専門とする私たちの治療法は、体に負担が少ない治療を心掛けていますので強すぎる刺激は行いません。また高齢者の方では症状の改善はあっ
ても「好転反応」が出ることはまれです。